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転校生(1982) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 転校生(1982)
製作国
上映時間112分
劇場公開日 1982-04-17
ジャンルドラマ,コメディ,ファンタジー,青春もの,学園もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 放送されるたびに観ているのですが、改めてレビューします。初めて観たのはTV初放送のときでしょうか。小学校低学年だったので「なんか面白い男女だなぁ」くらいしか思っていなかったのですが、改めて観ると何ともノスタルジックかつロマンチストないい映画です。というのも私は尾道出身なので、普通の人の10倍はノスタルジック度が高いと思います。尾道の坂、駅前から出る連絡船、商店街、まだ一つだけの尾道大橋等数えたらきりが無いです。どうしても昔懐かしの気分が先行して純粋な評価が難しいですが、あえてひとつの映画として評価した場合でもこの点数です。主演二人の演技がなんとも飾り気がなく非常に素敵です。お互い違う立場・視線で物事を見るうちに、自分が今まで気づかなかったものが見えてくる。それが思いやりであったり、勇気であったり、親切心であったりと。この映画を観たあとなぜかチャップリンの映画を観たあとのような「やさしさ」を心に与えられたように感じました。また時が経って、思い出したようにこの映画を観たいです。余談ですが、駅前から出ていた因島行きの水中翼船の待合室の受付が小さなおもちゃ屋さんになっていて、ガラスショーケースにミニカーがびっしり置いてあったのを覚えています。死ぬほど欲しかった。いい思い出です。
金田一耕助さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2018-01-19 21:17:00)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 90件
作品の平均点 7.54点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
211.11%
300.00%
422.22%
577.78%
61011.11%
71820.00%
82426.67%
92426.67%
1044.44%
作品の標準偏差 1.53
このレビューの偏差値 56.23
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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