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ちょっとしたファーストフードというかファミリーレストランのようなお手軽さ。「おまえはひとりじゃない!俺たちがついてる!」というあたり、また「恋するって苦しい」というあたり、泣かせどころのツボをしっかり押さえているので腹は満たされます。そういう意味では手堅い映画ですが、あとに残る感慨深いものはありませんでした。だって「恋するって苦しい」って自分で説明してもうてるんやん。そこは演技のみで気付かせてほしいなぁ。
ここのところの邦画には、こういう後味の作品が多いですね。純愛か何か知りませんが、もうこうやって商品化して消費されていくのはうんざりです。べつに否定も肯定もしませんがね。興味がないだけです。こういうものを見て「よかったー」という人にも興味がないです。俺とは住んでる世界が違う。でも、できれば「また観たい」と思えるものに巡り会ったほうが幸せなのは言うまでもないですよね。 あ、中谷美紀の件ですが。ちーと無味乾燥すぎるんでないかい。「偶像を演じている」というのは理解できるんですが、それにしても、なぁ。というわけで、5点。あたまの中で想像できるぶん、どっちかというと原作のほうが。まぁどっちもどっちですが。 【708】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2005-12-09 06:42:47)
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