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旅路の果て のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 旅路の果て
製作国
上映時間99分
劇場公開日 1948-03-09
ジャンルドラマ,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 遥か70年も昔に作られた、この地味なフランス映画に詰め込まれた豊潤な味わいを何と伝えればいいのでしょう?サンクレール、カブリサード、そしてマルニー。この三老俳優の人生そのものを描き出したかのような表情や語り口、ひっくるめて書くと演出や演技力なんでしょうけど、それぞれに、そのように生きてきたようにしか見えないんです。それに例えば老人ホームにサンクレールが初めて来たときの老女優たちの目の輝きだけで、これがどういう男だったのか察しがつくとか、または僕はフランス語がまったく解りませんが、全ての俳優の言葉(発音)がくっきりと耳に入ってくるとか、演劇的な発見がいろいろと楽しめます。でもこの時代だからこそかもしれませんが、生き抜いた男と生き抜いた女を比較すると女のほうが肝が据わってるような気がしますね。単に能天気なだけでは無いなとな思いました。
よし坊さん [DVD(字幕)] 8点(2008-06-15 16:03:51)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 8.40点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.02
このレビューの偏差値 46.15
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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