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トリコロールに燃えて のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 トリコロールに燃えて
製作国米,英,スペイン,カナダ
上映時間121分
劇場公開日 2004-10-30
ジャンルドラマ,戦争もの,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 原題は「空想にふける」ぐらいの意味なのかなあ。私の能力では意味不明ですねえ。邦題の「トリコロールに燃えて」はフランスの国旗に3人の関係を絡めてつけたのだと思いますし、作品の内容もそうなのだと思います。ギルダにとってガイもミアも大切と、ギルダの口から語られるけれど、ギルダとミアとの心のつながりがうまく描けてないと思います。ギルダがミアをひどい目にあわせたサド男に復讐するあたりで描きたかったのかと思いますが成功はしてないです。ギルダが冒頭の占いの言葉に最後まで引きずられているのを、話の芯にしたかったのでしょうけど、それもギルダの口から語られるけど、作品としてうまく描けてないですね。それにガイとミアがスペインに行ったのは話の流れを中断させてます。ギルダがドイツ将校になびいているかに見えて、実はイギリス側のスパイダというのも不自然。彼女がそこまでする骨太女性であるというプロファイリングが作中でされていません。一つ一つのアイデアは良いのですが、それを上手に統合できてない印象を受けました。男女3人の物語は数々ありますが、それらと比べてもあんまり良い出来とは思いません。俳優さんは3人とも良い演技だと思いますが、脚本や構成が悪いとこういう出来の作品になるのですね。甘めの6点は俳優さんの演技と、万華鏡の様に変わるセロンの衣装に捧げます。
ひよりんさん [地上波(吹替)] 6点(2007-02-18 12:14:07)
その他情報
作品のレビュー数 18件
作品の平均点 5.61点
作品の点数分布
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4633.33%
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6527.78%
7211.11%
815.56%
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作品の標準偏差 1.60
このレビューの偏差値 51.51
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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