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プルーフ・オブ・マイ・ライフ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 プルーフ・オブ・マイ・ライフ
製作国
上映時間103分
劇場公開日 2006-01-14
ジャンルドラマ,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 キャサリンのような、地味で狂気をはらんでいて暗い方向へと向かっていく女性を演じさせたら、「シルヴィア」でもそうだったけどパルトロウはすばらしい女優さんだと思います。その点はいいんですが、少し演出に難有りです。キャサリンの記憶の中の過去のローバートと現在との切り替えはスムーズにいっていますが、「証明」がキャサリンのものなのかロバートのものなのか、そこへ至る過程をもう少しドラマティックに演出して貰えれば「抱擁」のような面白い作品になったと思います。結局「証明」はキャサリンのものだったんですよね?そこへの謎解きが、筆跡が似ている、いや親子なら似て当たり前などという、あまりにも単純な議論が展開されると興ざめでした。また、主たる登場人物4人の中で精神に異常をきたした(きたしそうな)人間が2人(ロバートとキャサリン)登場してきます。そのせいで支点が定まらなくなってしまって、わかりにくい作品になっています。数学者の中に潜む狂気を描きたいのなら、どちらか一人にして欲しかったですね。俳優さんの演技は申し分ないので本当に残念です。
ひよりんさん [DVD(吹替)] 6点(2007-02-07 21:51:19)
その他情報
作品のレビュー数 38件
作品の平均点 5.63点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
312.63%
4513.16%
51334.21%
61334.21%
725.26%
837.89%
900.00%
1012.63%
作品の標準偏差 1.33
このレビューの偏差値 52.09
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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