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旅情(1955) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 旅情(1955)
製作国英,米
上映時間102分
劇場公開日 1955-08-14
ジャンルドラマ,コメディ,ロマンス,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 いきなり暴言から始まる事をお許し願いたいのだが、私はこの映画におけるロッサノ・ブラッツィの役柄が大嫌いだ。不仲であるとは言いながら妻帯者、でもって「ビフテキが食べたくてもお腹が空いてたらラビオリを食べなさい」ってそこまで自分の下半身に忠実になってどうするねん!そこにマイナス点を入れる事にした。…ところがそれ以外は本当に名作。ベニスの街を映し出すショットの見事さ=主人公ジェーンにとっての「夢の世界」であったんだな、という点に物凄い説得力を感じてしまうし、小道具の使い方/カメラやくちなしの花などは印象深い。何より当時47歳のヘップバーンがアラフォーのハイミスを演じてしまって全く違和感を感じさせない、その存在感(恋へのよろめき・揺らめきを感じる)・演技力の素晴らしさは今の映画界には不在なのだなぁと思う。そして監督リーンの作品がやっぱり自分にとって一番映画が「総合芸術」だと感じさせる。多少の贔屓目がどうしてもついてしまうのでこの点数。【(2018年9月追記):上の方のレビューを拝見し、カトリック教会そして信者の、離婚に関する考え感覚に付いて私失念しておりました。何とも恥ずかしい限り...とはいえやっぱりロッサノ・ブラッティの役柄は苦手なのでこのままに。日々これ、勉強ですな。】
Nbu2さん [映画館(字幕)] 8点(2016-05-09 13:44:00)
その他情報
作品のレビュー数 61件
作品の平均点 7.20点
作品の点数分布
011.64%
100.00%
200.00%
311.64%
446.56%
569.84%
6813.11%
71321.31%
81118.03%
9711.48%
101016.39%
作品の標準偏差 2.06
このレビューの偏差値 51.89
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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