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殺人狂時代(1967) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 殺人狂時代(1967)
製作国
上映時間99分
劇場公開日 1967-02-04
ジャンルアクション,サスペンス,コメディ,モノクロ映画,犯罪もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 喜八エンタテインメント、それはギャング・ウエスタン・ミュージカル・スパイそしてコメディの換骨奪胎化→日本テイストの味付けである。もっとたとえて言うならば高級インド料理で味わうカレーではない、駅の立ち食い蕎麦屋で出されるカレーのような。イタリア料理店で出されるアルデンテのスパゲティが日本に来て明太子と刻みノリとか、納豆のそれになってしまったと考えてくれればよい。でこの作品。これはそんな喜八エンタテインメントの吹っ飛びっぷりが遺憾なく発揮された快作・もとい怪作である。なによりも喜八映画の象徴=天本英世のイメージはこの一本で確定されてしまった。とにかくこの映画は一度鑑賞を始めたら絶対にビデオのストップボタンを押さずに見切るべし。小生熱にやられている上でのレビューだが、真面目な話を。仲代達矢という役者の本質をちゃんとスクリ-ンに映し出したのはやはり小林正樹(「人間の条件」「切腹」)成瀬巳喜男(「女が階段を登る時」)そして喜八であったと思う。黒澤明では決してない。
Nbu2さん [映画館(字幕)] 7点(2008-01-28 23:22:51)
その他情報
作品のレビュー数 15件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
316.67%
4213.33%
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600.00%
7533.33%
8426.67%
9320.00%
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作品の標準偏差 1.83
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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