Menu
 > 作品
 > ア行
 > 赤い天使
 > Nbu2さんのレビュー
赤い天使 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 赤い天使
製作国
上映時間95分
劇場公開日 1966-10-01
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 監督増村と若尾文子(様)コンビは次の「華岡青洲の妻」で終わりを迎えるが、この作品でやること全てやりきったのでは無いか、という位の日本映画史上に残る「ド変態映画」。彼女にとって「身体を求める事」は常に死と隣り合わせであった状況下での生きている証であり、「身体を与える事」は血塗られた看護婦として残された最後の仕事・奉仕であったという厳しさ。敵の大群が攻め込んでくる中軍服コスプレプレイをしている、という時点でどうかしているのだが下手に裸を見せるよりも物凄いエロティシズムを感じてしまうのは自分だけか。戦場下で「人間性」など無意味である(バケツに無造作に突っ込まれた足や手の残骸!)事をうたいあげたこの作品は増村にとっての「反戦映画」なのだろう。ただHなシーンはともかく戦場/病院の描写、きっつーい。とりあえず増村+文子(様)コンビの映画は年代順で鑑賞すること、切に願います!
Nbu2さん [映画館(邦画)] 8点(2010-09-12 19:25:52)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 8.00点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
518.33%
618.33%
718.33%
8433.33%
9433.33%
1018.33%
作品の標準偏差 1.35
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
赤い天使のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS