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《ネタバレ》 映画の内容に関しては何の予備知識も無いまま、細田守監督のファンとして
観に行きました。 序盤は監督らしさ(観念的なアングルや同ポジの多様・作画のケレン味)が少なく、 各キャラもとっつき難かったのですが、主人公の真琴がタイムリープを使い始めた 辺りから、ストーリー・演出ともに加速を始め、同時に各キャラへの親近感や魅力が どんどん強くなっていきました。最終的にキャラの「浄化」をここまで心地良く 感じられたのは、TVで未来少年コナンの再放送を観た時以来20年ぶりで、 本当に気持ちの良い映画を観られたと、心より思います。 ただ、私の理解力が不足していたのか、終盤での時間軸が把握出来ず、完全に ストーリーを追いきれませんので、満点から1点減点させて頂きます。 余談ですが、映画の「夏という舞台」に入り込んで観られたからでしょうか、 映画館から出て来た時のリアルな暑さと蝉の鳴き声に何故か心が震えました。 上映館は決して多くはありませんが、まだ観ておられない方には、是非とも一度 劇場で観る事をお勧めします。 【はあ】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-08-06 02:52:12)
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