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ゲッタウェイ(1972) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ゲッタウェイ(1972)
製作国
上映時間123分
劇場公開日 1973-03-16
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,ラブストーリー,犯罪もの,小説の映画化,バイオレンス,ロードムービー
レビュー情報
《ネタバレ》 男は弱い。そして女は強い。自分を救うためとはいえ他の男と寝た女房を許せない男。一度は別れようと言い放ちます。でも窮地に陥って、やっぱり彼女が必要だと気付く。でも泣きついたりなんかしません。うまく取り繕おうとします。すごく格好悪い。女房を盗られて結局自殺してしまった医者。首吊るヒマがあったら、撃ち殺せよと思う。でもそういう結末を選ぶのも分からないでもない。それに比べて女性の強いこと強いこと。主人公の妻の肝の据わり方は見事なものだし、医者の奥さんのしたたかさも凄い。結局死んだのは男だけ。男同士殺し合って勝手に自滅していく。男のほうが余計なものを抱えているからかも。自尊心、虚栄心、金銭欲。そういうものを割り切って捨てられるのが、女性の強さの本質か。ラストは予想を裏切りハッピーエンド。これも主人公に妻がいたればこそ。そしてつくづく自分も男だなあと。こんなみっともない男たちの方に共感してしまうんだから。
目隠シストさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-06-09 18:47:05)(良:3票)
その他情報
作品のレビュー数 87件
作品の平均点 7.33点
作品の点数分布
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111.15%
200.00%
300.00%
400.00%
566.90%
61820.69%
71618.39%
83135.63%
91112.64%
1044.60%
作品の標準偏差 1.44
このレビューの偏差値 53.23
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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