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疾走 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 疾走
製作国
上映時間125分
劇場公開日 2005-12-17
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 物語が進むに連れ、少年と少女の世界は加速度的に閉じていきます。少女は「私を殺して」と言う。少年は「一緒に生きてください」と綴る。どちらの願いも同じだと感じました。「殺して」は生きたい、「生きたい」は殺してくれの裏返し。2人の心が悲鳴を上げているのが分かります。最後まで走り続けた主人公は命を落し、走ることが出来なくなった彼女は新たな人生を歩み始めた。其処に意味がある気がします。差別問題を裏テーマに、少年と少女の思春期の心の揺れを丁寧に描いていると思いました。ただラストが頂けない。主人公が子供を残していたエピソードは余計だと感じました。これを救いとは考えたくありません。彼が犬死した事実が曖昧になってしまうのが嫌。もし救いがあるとすれば、彼女の人生を変えたことだと思う。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-02 20:17:29)
その他情報
作品のレビュー数 22件
作品の平均点 7.18点
作品の点数分布
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629.09%
7627.27%
8627.27%
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1014.55%
作品の標準偏差 1.50
このレビューの偏差値 44.72
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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