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さよならみどりちゃん のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 さよならみどりちゃん
製作国
上映時間90分
劇場公開日 2005-08-27
ジャンルドラマ,ラブストーリー,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 不幸体質の女性の恋のお話。最初は、「そんなに辛い恋愛ならしなければいいのに」とか「この男、最低だな」とか思って観ていました。でも恋愛は理性でするものじゃない。そういうことを久しぶりに思い出しました。ゆうこからは、“理屈ではなく人を愛おしむ気持ち”を、ユタカからは‘人と深く交わることへの恐怖“”愛されることへの渇望と不安“が伝わってきました。2人とも器用に振る舞いながら、本当は不器用。それは理解できます。でも今2人の関係を”よし“としていいのか。今の状況からは光が見えません。やっぱり一歩前に踏み出すべき。自分はそう思います。「私を愛してよ」と本音を吐露したゆうこ。スナックを辞める決断をしたこと。頑なに拒んでいた歌を歌ったこと。満面の笑みで歌い踊るゆうこからは、恋する女性の切なさがにじみ出ていました。でも今の状況から踏み出す一歩、いや半歩も同時に見えた気がします。やっぱり女性は芯が強いのかもしれません。物語には痛々しいくらいのリアリティがありました。キャスティング的にはメインからスナックの客に至るまで良くはまっていたと思います。とくに星野真理は役を自分のものにしていたと思います。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 7点(2006-08-03 17:57:29)(良:3票)
その他情報
作品のレビュー数 33件
作品の平均点 5.55点
作品の点数分布
013.03%
113.03%
239.09%
313.03%
4618.18%
526.06%
6515.15%
7515.15%
8721.21%
926.06%
1000.00%
作品の標準偏差 2.39
このレビューの偏差値 52.55
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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