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インプリント ~ぼっけぇ、きょうてぇ~ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 インプリント ~ぼっけぇ、きょうてぇ~
製作国
上映時間63分
劇場公開日 2006-05-27
ジャンルホラー,時代劇,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 周りは日本人だらけなのに、主人公はアメリカ人。そもそも日本人の観客は感情移入しにくい設定。ただそれを差し引いても、観客が作品へのめり込む仕掛けが不足していたと思います。男のキャラ付けは薄く、彼が抱える過去も取って付けたよう。小桃なる女郎も魅力的に見えません。ただ、口裂け女郎の生い立ちには、それなりに意味がありました。彼女の境遇を慮るとやるせない。命に対して価値を見出せないから、彼女は小桃を手にかけてしまった。彼女は人として哀れだと思う。だからこそ、彼女を只の化け物にしてしまったのは罪深い。何であんなギャグみたいなお姉さんを取り付けてしまったのか。お姉さんの存在価値はその見た目のインパクト、キモさに依るところが大きい。もう一つの人格としての位置づけならば、ちゃんと人として扱わなければ。切ない感情が引き出されそうになったのに全部ぶち壊しです。彼女を演じた工藤夕貴の演技そのものは、決して悪くなかっただけに惜しい。原作者の岩井志麻子の悪ノリ女郎ぶりは見モノです。
目隠シストさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-10-17 18:45:34)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 4.75点
作品の点数分布
018.33%
100.00%
2325.00%
318.33%
400.00%
518.33%
6216.67%
7216.67%
818.33%
918.33%
1000.00%
作品の標準偏差 2.74
このレビューの偏差値 47.67
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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