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フライング☆ラビッツ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 フライング☆ラビッツ
製作国
上映時間120分
劇場公開日 2008-09-13
ジャンルコメディ,スポコンもの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 物語の原型は『エースを狙え!』そのものです。しかし口当たりは随分と軽い。というか物足りない。主人公が壁を乗り越える過程に問題があると考えます。例えばバスケット選手への道のり。彼女の長所は合気道の身のこなしと人の動きを読む力。確かに強力な武器ではあるけれど、バスケの技量は素人以下です。そんな彼女が周りの先輩たちに短期間で追いつくためには、あの程度の練習では無理だと思う。仕事と恋愛の方も然り。彼女は彼氏の心を掴むために、大事な仕事を投げ出しました。けれどペナルティは甘々だし、結果彼氏も逃さなかったというイイトコ取り。それで「私は2兎を追って2兎とも手に入れる」と息巻かれても共感するのは難しい。彼女が課題解決に向けて、どう取り組んだのかきちんと見せて欲しかった。苦手なシュートを克服するために、どれほどの練習を積んだのか。仕事への取り組み姿勢をどう変えたのか。そこが大事かと。バスケ1流・恋愛2流・CA3流で満足したらつまらない。「半ラーメン・半チャーハン」じゃなく、ラーメンもチャーハンも、おしるこも、全部一人前平らげなきゃ。彼女には、自身の器を大きくするための努力をして欲しいと思いました。JOMO監督のベタ過ぎる台詞や、柄本和尚の「アンパンマンの歌」は、正視できないほど恥ずかしかった。脚本のセンスには疑問符が付きました。正直出来はイマイチだと思いますが、石原さとみは確かに可愛かった。また、女性アスリートにグッと来るタイプの御仁は、観て損はないでしょう。
目隠シストさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-04-10 21:06:32)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 9件
作品の平均点 3.78点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.62
このレビューの偏差値 54.67
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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