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小川の辺 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 小川の辺
製作国
上映時間104分
劇場公開日 2011-07-02
ジャンルドラマ,時代劇,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 一言で言い表すなら、リアリティに拘った映画。行燈の明かりを表現する室内のライティングに、感傷主義に振り過ぎない抑えた脚本。外連味を感じたのは殺陣くらいのものです。配役も然り。東山の侍姿は本当に絵になります。さすがジャパニーズソウル調味料・しょうゆ顔アイドル。尾野真千子も着物姿が素敵です。さて問題は、菊地凛子。あのアバンギャルドな顔立ちに日本髪と着物を合わせたらどうなるものか。印象的な頬骨と鰓が、強情な内面を物語る女剣士の出来上がり。完璧な人物造形ですが、正直“これじゃない”感は否めません。同じ藤沢周平原作時代劇の女剣士でも、片や北川景子、片やリアル小姑フェイス。勝地に同情こそすれ、祝福する気になれないのはちと辛い。もっとも、女剣士という単語の前に“可憐な”とか“美少女”なんて装飾語を勝手に付けて想像してしまう自分に問題があるわけですが。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 6点(2013-04-03 21:56:20)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 5.30点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.62
このレビューの偏差値 52.68
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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