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先生を流産させる会 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 先生を流産させる会
製作国
上映時間62分
劇場公開日 2012-05-26
ジャンルドラマ,サスペンス,青春もの,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 (ネタバレあります。ご注意を!) 実話ではなく、実話にインスパイアされた創作物語。生徒を男子から女子に替えたこと、そして結末部分は実際の事件とは異なるようです。此処に監督の思い(意図)が込められていると考えます。お腹の子を殺された母親が、教師として加害者を守る衝撃の結末が意味するのは何なのでしょう。“それが人として正しい姿。罪を憎んで人を憎まず。”という純粋な解釈でよいのでしょうか。あるいは、ミヅキの言葉にあるように、母は子の存在を“無かったこと”にしたのでしょうか。幼子が目の前で殺されて、殺した人間を擁護できる母親がいるかと考えた場合、確かにミヅキの言葉は真実味を増します。エピローグは死んだお腹の子を利用して、生徒に更生を促したようなもの。教育者としては正しい。でも、あまりに残酷な光景です。果たして、この映画が伝えたかった事は何だったのでしょう。恥ずかしながら、自分には分りませんでした。このテーマを扱うのであれば、監督の意思を真っ直ぐに突きつけて欲しいいと思います。例えば『告白』のように。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 6点(2012-11-28 17:57:36)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 5.17点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.37
このレビューの偏差値 110.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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