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嫌な女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 嫌な女
製作国
上映時間105分
劇場公開日 2016-06-25
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 内向的な性格で、他者との間に壁を作ってしまう女弁護士。そんな彼女と正反対のパーソナリティを持つ従姉に感化され、次第に心を解放していく。理には叶っています。確かに木村佳乃は懐に入り込むのが上手で、面倒見がよく、魅力的な一面を持った女性に違いありません。ただし彼女を受け入れるには、根底に”憎めない“という感情が絶対に必要なワケで、その部分でどうしても引っ掛かってしまって。癇癪持ち、パチンカス、お金にルーズ。もう3アウト。良い部分があったとしても帳消しで、関わってはいけないタイプと判断します。もっとも木村を劇薬と知った上で、刺激療法を採用したのはラサール石井。裏目に出る可能性も多分にあったはずで、顔に似合わずとんだ博打打ちでありました(あるいは楽観主義者か考えなし)。それに弁護料なんて一銭も頂いていないでしょうに、経営者として大丈夫なのかしら。なお、吉田羊が変わったように、木村も少しくらい変わらなきゃ、本作のメッセージ性がボヤけてしまう気がしますけども。メイン2人の絡みよりも、老夫婦や女性事務員のエピソードの方が出来が良かったりするのはご愛嬌(これは役者の力量に依るところ大)ですが、2人の命を利用せずとも感動に繋げられれる脚本を望みます。吉田に10代役をやらせたのは、流石にムリがありました。黒木監督が一番の嫌な女ということでファイナルアンサー。
目隠シストさん [インターネット(邦画)] 5点(2019-11-15 19:24:41)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 5.50点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.50
このレビューの偏差値 30.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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