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帝一の國 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 帝一の國
製作国
上映時間118分
劇場公開日 2017-04-29
ジャンルドラマ,コメディ,政治もの,青春もの,学園もの,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 若手イケメン俳優マシマシで、若手女優は申し訳程度に永野芽郁さんのみ。ソフトボーイズラブまで付いてくるおまけ付き。本作のメインターゲットは明確で、ビジネスモデルとして極めて正攻法と思われます。当然ながら、オッサンの私はターゲットから外れるワケですが、テンション激高の演技と小気味良い展開のお陰で退屈することはありませんでした。お馬鹿コメディ、シニカル政治風刺、親子の確執ドラマと物語を形作る要素は盛り沢山で、見応えは充分です。ふんどし太鼓のクオリティの高さには驚かされました。なんという贅沢な仕立て。ただ、一番興味深かったのは、主人公の行動原理の部分でした。なぜ、総理大臣になりたいの?→自分の国を作りたいから。→なぜ、自分の国を作りたいの?→ピアノを自由に弾きたいから。さて、これは本心でしょうか、嘘でしょうか?心情を吐露したあと、彼がとった実際の行動=前者。その時の心理描写=後者の図式。この矛盾を「照れ隠し」と取るか「心理描写こそ真実」と取るかで、物語の味わいが変わります。面白いとは思いますが、同じ仕立てで、若手女優編の方が観たい(特にふんどし太鼓)と思う私はゲス野郎ですかそうですか。
目隠シストさん [地上波(邦画)] 7点(2018-06-15 18:27:01)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 6.61点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.11
このレビューの偏差値 53.17
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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