タイトル名	エンド・オブ・トンネル
製作国	アルゼンチン,スペイン
上映時間	120分
ジャンル	サスペンス,犯罪もの

《ネタバレ》　（ネタバレあります。未見の方はご注意ください）『最大の武器は動かない下半身』予告編の煽り文句は、やや“盛っちゃったかな”と。車椅子というハンディキャップがサスペンス性を高める一因にはなっているものの、車椅子ならではの優位性（設定上の必然性）にまでは言及されていなかったと感じます。例えば車椅子生活が故に思いつく仰天アイデア、あるいは容疑者から除外されるロジックなどが欲しかったなと。さて、ここからがネタバレ。結末を一言でいうなら「現金横取りは叶わなかったけれど、代わりに主人公は新たな家族を手に入れました」。一見ハートウォーミングな印象ですが、その実は、“監禁”、“小児性愛”に“悪党全員死亡”（一部は主人公が直接手を下したものアリ！）とハードでシリアスな鬱展開。単純に「めでたし、めでたし」とは言い辛いんですね。サスペンスとして上々な出来だとは思いますが、コメディで調でリメイクしたらもっと面白くなる題材だと思います。

作品のレビュー数	8件
作品の平均点	6.50点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 0 0.00％ 3 0 0.00％ 4 1 12.50％ 5 0 0.00％ 6 2 25.00％ 7 4 50.00％ 8 1 12.50％ 9 0 0.00％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	1.12
このレビューの偏差値	54.00 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値