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情婦 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 情婦
製作国
上映時間116分
劇場公開日 1958-03-01
ジャンルドラマ,サスペンス,法廷もの,モノクロ映画,ミステリー,小説の映画化,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 まず、この作品の魅力を完璧に支えたチャールズ・ロートン。右目の肉で挟むメガネ、ペースを持ってく語り口、看護婦との関係。ワイルダーのキャラ付けの巧みさが存分に生かされていて、もう、何というか・・・愛らしすぎる。んで、もう一つの魅力は何といってもアレ。そう、例のアレ。ロートンの「うまくいきすぎだ」の言葉で少し早めに気付かせるが、実はさらに一転。一流のサスペンス脚本を一流のコメディ演出で語る。世の中におふざけアクションやおふざけサスペンスは確かにいくらでもある。だがここまで緊迫感を損なわず気楽に楽しめる作品は他に見つけることができない。“映画は娯楽だ”とは言わないが“娯楽も映画”だ。娯楽映画の最高傑作にして、映画の最高峰に位置するこの作品に10点以外つけるなんてことが出来るはずもない。
stroheimさん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-15 04:43:41)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 314件
作品の平均点 8.44点
作品の点数分布
010.32%
110.32%
200.00%
300.00%
441.27%
582.55%
6134.14%
73310.51%
87724.52%
910132.17%
107624.20%
作品の標準偏差 1.47
このレビューの偏差値 57.22
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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