Menu
 > 作品
 > ス行
 > 素晴らしき哉、人生!(1946)
 > stroheimさんのレビュー
素晴らしき哉、人生!(1946) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 素晴らしき哉、人生!(1946)
製作国
上映時間130分
劇場公開日 1954-02-06
ジャンルドラマ,ファンタジー,モノクロ映画,クリスマスもの
レビュー情報
見事に単純愚直な人間讃歌である。友を持つ人間は敗残者ではない。この教訓を読み上げるための、このいかにも大衆芸能といわんばかりの騒々しさ。カメラはホークスのように人間を中心に据え続け、あくまで人間中心主義であることを当初から宣言している。当然途方もなく美しいショットなどありはしないのだが、それもかの吐き気がするほどの援助の声で十分感動的なのだからえも言えぬ。ただ、ルノワールやヴィゴの映画に発見できるような俳優への賛辞が見られなかったのは残念である。人間讃歌として、俳優の原初的行動欲求が認められないのは甚大な欠如と言わざるをえない。
stroheimさん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-02-07 14:00:33)
その他情報
作品のレビュー数 310件
作品の平均点 8.34点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
230.97%
330.97%
482.58%
5123.87%
6196.13%
73511.29%
85818.71%
96420.65%
1010834.84%
作品の標準偏差 1.79
このレビューの偏差値 45.80
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
素晴らしき哉、人生!(1946)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS