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汚れなき悪戯 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 汚れなき悪戯
製作国スペイン,伊
上映時間91分
劇場公開日 1957-01-15
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 子供を捨てちゃうような母親は地獄に堕ちちゃっているので、マルセリーノが天国に行っても会えないんじゃないか とか 病の少女にこんな話したら、私やっぱ死ぬんだ、って落ち込んでしまうんじゃないか とか考えてしまうおれとは対極に位置しそうなこの作品。 がしかし、真相を突き止めるべく潜んでいたお粥さんの指が組まれるその瞬間ばかりは崇める心を共有し、「マルセリーノが あの子が 神に召された」という台詞で信仰が少しだけ沁みこんでくる。汚れなき天使が呼び起こす理解を超えた奇跡。そして汚れなきものがそれを語ることにより私たちが胸を震わす小さな奇跡。この作品は正に神の僕たる修道僧として、忠実な語り部としての立場を保っている。
stroheimさん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-09-24 12:26:11)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 45件
作品の平均点 7.27点
作品の点数分布
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312.22%
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548.89%
6817.78%
71431.11%
8715.56%
924.44%
10817.78%
作品の標準偏差 1.72
このレビューの偏差値 52.48
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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