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ゴジラVSビオランテ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ゴジラVSビオランテ
製作国
上映時間105分
劇場公開日 1989-12-16
ジャンルSF,シリーズもの,パニックもの,特撮もの,モンスター映画
レビュー情報
《ネタバレ》 ゴジラで名作といえば、やはりこれ。
子供のころつまらなく感じたものだが、大人になってから、見直すとこれはいい。
今までのゴジラ作品も、人間ドラマを描いてきたものが多かったが、
近作にいたっては、人間ドラマが主体ではないかと思えるほど。
科学は発展すればするほど、軍事に利用されてしまう。
またその発展は、人間が越えてはいけない壁をも越えてしまう。
その苦悩を、ビオランテという素材でよく表現していたと思う。
対照的なのがスーパーX2と抗核バクテリアで、人類を救う科学の位置にいる。
しかし、その人類を救う抗核バクテリアの奪い合いで、
人が死に、ゴジラを目覚めさせるのだから、皮肉な話だ。
人間の敵は人間自身であると、強く思わされる。
それ以外にも本作は、娯楽作品としてもよくできている。
特に自衛隊の戦闘シーンは、音楽と相まって胸躍る展開だった。
それにしてもビオランテのデザインはすごい。
夜野比瑪さん [DVD(邦画)] 8点(2012-04-12 19:17:09)
その他情報
作品のレビュー数 90件
作品の平均点 6.91点
作品の点数分布
000.00%
111.11%
222.22%
333.33%
41112.22%
5910.00%
61516.67%
788.89%
81516.67%
977.78%
101921.11%
作品の標準偏差 2.35
このレビューの偏差値 51.97
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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