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《ネタバレ》 ○午前十時の映画祭にて再鑑賞。○終戦から数年後の時代を映している映像的貴重さとともに、この時代の邦画にして刑事ものの礎を築いていたのは本当に驚かされる。○「悪」とは何か。村上刑事が佐藤刑事と議論した後の子供たちの眠るシーンや、同じ財産をすられた者同士である村上刑事と遊佐が横たわるシーンの俯瞰カットなど表現者として素晴らしい領域に達している。○黒澤映画では毎度のことだが、セリフが聞き取りづらいのが残念でならないなぁ。
【TOSHI】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-02-01 09:40:55)
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