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悪魔の呼ぶ海へ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 悪魔の呼ぶ海へ
製作国米,仏,カナダ
上映時間116分
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 19世紀に起こった謎解きは最初から展開を十分に予想させるもので、特に目新しさはない。現代の男女4人の関係ははっきりと語られることなく物語はすすむ。ジーンが弟のリッチの写真ばかりを撮る場面から違和感を覚え始め、アデレーンとトムの関係もその場で恋愛のはじまりに立ち会っているような感じである。終わりごろ、「あなたが目的でここに来た」という、ジーンへのアデレーンの科白も謎かけのようだ。過去の物語ははっきりと語られ、現代の物語はなにもかも霧につつまれている。編集が素晴らしく、過去と現代の糸は絡まりに絡まりあっている。そのなかで圧倒的な存在感をしめしているのは、過去の物語の主人公であるマレン(サラ・ポーリー)。私はこのようなタイプの女優を知らない。彼女が画面に映るだけで緊張が走る。特異な女優さんだと思う。若いときのホリー・ハンターに似ているかもしれない。彼女の演技を観るだけで十分に価値のある映画。
はちかつぎひめさん [地上波(吹替)] 7点(2008-02-27 09:55:46)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 5.71点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.03
このレビューの偏差値 62.12
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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