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めぐりあう時間たち のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 めぐりあう時間たち
製作国米,英
上映時間115分
劇場公開日 2003-05-17
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
感想を一言でいうなら、誰にも見せたくない映画。ヴァージニア・ウルフの書くことへの狂気に戦慄を覚える。出演俳優が脇役にいたるまで高水準なので、こういう難しい脚本も映画として成り立ち得たのだと思う。脚本はとても示唆的でものごとをはっきりとうちだしてはしていないので、観客は推理しながら観ていかざるを得ない。それが鬱陶しいというひとにはむかないだろう。でもわたしにはとても心に残る映画だった。こと映画に関しては脚本第一主義のわたしだが、今回の映画はこの映画に関わるすべての人たちの技術・心意気が混ぜ合わされ、むずかしい脚本を助けているという感じがした。精巧につくられたガラス細工のようにすべての要素が一瞬の均衡のうえに成り立っている。ストリープ、ムーア、キッドマン、ハリス、全員の演技が匂いたつように素晴らしかった。娘役のクレア・デインズは大物の予感。。

はちかつぎひめさん [DVD(字幕)] 9点(2006-09-22 08:34:28)
その他情報
作品のレビュー数 210件
作品の平均点 6.16点
作品の点数分布
010.48%
141.90%
273.33%
3104.76%
42511.90%
53014.29%
64722.38%
72110.00%
83014.29%
92310.95%
10125.71%
作品の標準偏差 2.18
このレビューの偏差値 55.95
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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