Menu
 > 作品
 > ア行
 > 悪魔のような女(1955)
 > θさんのレビュー
悪魔のような女(1955) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 悪魔のような女(1955)
製作国
上映時間114分
ジャンルホラー,サスペンス,モノクロ映画,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 非常に秀逸なサスペンス。
モノクロのよさが存分に出ている。

前半、淡々と殺人計画が進んでいく。
殺人の決心がなかなかつかないクリスティーナに完全に感情移入させてしまい、筋が読めなくなっている。
箱の紐が切れるところとか、危ない、と心の中で叫んでしまった。
ここだけでも十分面白い。

そして後半、プールの水を抜いたところから一気に加速。
次々と不可解な事態が発生し、半ばパニック。ミステリアス度は急上昇。

ラストなんて、並みのホラー映画ではかなわない怖さ。
陰影や音の使い方がうまい。
最後の死体は予想はしていたが、やはり驚く。

しかし、探偵がけりをつけて一件落着のところで、生徒の最後の一言が謎を呼ぶ。
せっかく完成したジグソーパズルが崩れて、嫌な余韻を残してエンド。

最近のサスペンスなんかよりもずっと優秀。
個人的には「恐怖の報酬」よりも上かも。
θさん [DVD(字幕)] 9点(2008-03-31 22:42:00)
その他情報
作品のレビュー数 31件
作品の平均点 7.81点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
526.45%
6412.90%
739.68%
81238.71%
9929.03%
1013.23%
作品の標準偏差 1.26
このレビューの偏差値 57.58
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
悪魔のような女(1955)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS