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疑惑(1982) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 疑惑(1982)
製作国
上映時間127分
劇場公開日 1982-09-18
ジャンルドラマ,サスペンス,法廷もの,犯罪もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ■ここまで腹の立つ人間はそうはいないんじゃないか、っていうぐらい桃井は完璧な悪女を演じている。あんな手紙残さなきゃきちんと死刑にできたのに、っていうぐらい死刑にしてやりたい人間。
対する弁護士岩下は、これまた別の意味で腹立たしいというかなんというか。どっちかというと手練手管の女性たちにダメダメな男どもがやられる物語なんだな。

■おそらく一番の悲劇は桃井が犯人ではなかった(断言はしてないけど、法廷もので完璧な回想シーンが入ることはあまりないから、あれが真実だと見ていいでしょ)ことだな。父さんはあんな証拠残しちゃダメだよ。

■エゴイズムの塊の桃井と、全部法の理論で当てはめて通す岩下。だが最後の子供との別れのシーンで、岩下がわずかにも法の理論の限界を感じとって変わろうとしたのかなと思わされたのに対し、桃井は相変わらずだったというところが、物語の収束なのかな。

■けどあんなに法廷でバカやってる人間が、男を手玉にとって世をうまくくぐり抜けているとはどうも思えないんだけどなぁ。悪女ならもっと賢そうなものだが(ウザくはあったが)

■あと、他のレビュワーさんが書いているようには、僕は笑えませんでした。別にいたって普通な。
θさん [DVD(邦画)] 8点(2009-04-25 01:05:02)
その他情報
作品のレビュー数 51件
作品の平均点 7.84点
作品の点数分布
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111.96%
200.00%
300.00%
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511.96%
659.80%
7917.65%
81835.29%
91325.49%
1047.84%
作品の標準偏差 1.50
このレビューの偏差値 50.70
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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