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《ネタバレ》 音楽系伝記映画って、そんな好きじゃないと思ってたんですよ。基本なんか同じようなストーリーっぽいじゃないですか。下積みで苦労ののち成功、でもそれゆえの孤独を噛みしめることになり、最後はそれを友情で乗り越えて大団円って感じ。だから「ドリームガールズ」も「ジャージー・ボーイズ」も「ああ、いつものやつか」って感じで感動するほどじゃなかった…
この映画予告を初めてみたとき、正直思ったものでした。 「そんなものに私の大好きなクイーンをフレディを巻き込まないで欲しい! クイーンはあの素晴らしいライブ映像で十分なんだ! あれが彼らが伝えたかった全てなんだ! だからその背後になる人間ドラマとか苦悩とか、そういうのをそっくりさん使っていかにもな風体で作り上げた所詮ニセモノなんぞを見せつけられたって、シラケるだけに決まってんじゃん…」 でも、ツレアイに付き合って渋々この映画を見る羽目になった私は、なんのことはない、普通に感動しておりました。 そしてラストにはウルウルとさえしてしまった自分に、今若干の気恥ずかしさを感じています。 結局、こういう伝記映画を楽しめるか否かは、描かれている人たちへの思い入れがあるかないかだけなのか? それを確かめるためにも近々彼らのライブ映像をもう一度見直してみたい、そんな風に思っています。 あ、点数ですか?このレビューじゃご託並べてゴネていますが、文句なく「率直に面白かったぁ…って言える」映画だと思うので8点です。 ブレイク前の日本でのエピがカットされたのはやや残念ですが、まあこの長さじゃ仕方がないのかも… 【ぞふぃ】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-11-15 17:26:23)(良:1票)
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