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《ネタバレ》 「ああ、なるほど!そういうことね!!」っていう「巧さ」はあると思う。でも感動ってのは別物かな。
なんだろう、あまり主人公二人に共感がなかったからかな。特にケイトの髪の色には、不潔感しか感じられなかったし(その色が時間軸のキーになっていて不可欠な要素ってのが分かっていても)、薄汚れて疲れた2人の生活のさまにも少々食傷気味(同時にアメリカ人もこんな生活してるんだなんていう変な安堵感もあったけど)。 結局リアルさと夢の世界のファンタジーの兼ね合いがちょっと自分の嗜好にあわなかったってことなんだと思う。 あくまで私の好みの話だけれど、リアルを追求するんなら、性向が違う二人が惹かれあって傷つきあいながらもそれでも離れずにはいられない業(?)みたいなものをもっと前面に出すべきだったし、ファンタジー路線を貫くんならベタだが「何度忘れても結局君を愛さずにはれらない…」みたいなもうちょっと美しい画面や設定にしたほうがよかった。 ……ま、こういうの万人に受けるようにするのは難しいんだろうが。 【ぞふぃ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-12 17:19:41)
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