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《ネタバレ》 ドラマ版は大好きな作品です。
そして今回の映画版。真剣にふざけるのと、適当にやるのは全く違う。 本当に何から何まで酷いが、一番気になったのは話しの核である嘉郎の変化。 世界を救うのが嘉郎ではなかったのか。自分を救う事が、結果として世界を救う事になるのが感動的だったのではないか。少なくとも自分はひたすら不器用ながらも熱い思いを抱き行動し続ける、彼に心を動かされた。 しかし今作にはただ受動的な彼しかいない。運命をただ待つだけ。待ってたら実はみんな運命の人でした、という落ちもさる事ながら、誰と結ばれる事もなく、最後は再び自分の世界(部屋)に閉じこもり、自分をただ慰め現実から逃避する事に耽る様には心底がっかりした。 【ちゃじじ】さん [DVD(邦画)] 1点(2016-07-02 05:01:25)
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