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カビリアの夜 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 カビリアの夜
製作国伊,仏
上映時間111分
劇場公開日 1957-11-09
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 見た後にこの作品の事を調べているとテーマが魂の救済という事を知り自分の考えとのギャップに焦り、もう一度作品やテーマについて考えてみると確かに、カビリアがさすがに今回の件で男という生き物に対して幻滅してもう簡単に騙される事がなければ、もしくは誰も信じず好きになる事がなければ魂は救済されたと言えるかもしれません。はたまた森で出会った陽気な人達との関わりで心が救われるかも…。しかし、そのどちらもが一瞬の救いで、彼女の今までの行動を考えるとまた男に騙されないとは必ずしも言い切れません。ただ最後の彼女の笑顔からはこの先何があっても生きていけるであろう強い生命力を感じ取れ、思えばその予感だけで十分でその強さを持っている事が本当の意味での魂の救済になるのかもしれません。
ちゃじじさん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-05 20:27:23)
その他情報
作品のレビュー数 35件
作品の平均点 7.66点
作品の点数分布
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6411.43%
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81028.57%
9617.14%
10514.29%
作品の標準偏差 1.72
このレビューの偏差値 47.79
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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