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スターウォーズやエイリアン公開以降、たとえ宇宙を行き来する科学の進んだ世界といえども「人」が生活していればハイテク機器満載の空間でも自然と生活観が漂い、汚れていく・・SF映画においてそれが今では当り前になり説得力のある演出となった。しかしこの映画ではそんな流れに逆行し、かつて皆が未来世界をもっと夢のある世界と信じて頭の中で想像していたような画で表現されている、油臭さや汗臭さの感じない世界・・手塚治虫が漫画の中で描く未来社会を忠実に映像化したらきっとこんな感じなんだろうなあぁと思いますね。 そして脚本も手塚治虫の漫画同様、未来世界でも人は普遍で愚かでもあるが無限の可能性を秘めていることを語ってくれています。
【人面猫】さん [DVD(吹替)] 9点(2007-03-17 01:30:03)
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