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★「シュレック」ってもともとはよくある昔話「不幸なお姫様救出物語」を軸にして、その主人公をアンチヒーローに挿げ替え、ブラックユーモアや映画パロディなどをスパイスに、「他人がどう言おうと自分らしくいればいい」ってなメッセージを込めた映画。カッツェンバーグのディズニー対抗意識もいい意味でギラギラしてて。 ★当時は「こんな大人が笑って楽しめるようなアニメ映画が出た」というサプライズ、そしてストーリイと演出とテーマと3者のバランスがほどよく取れてたのが第1作なわけです。しかし2以降は完全に後日談だからストーリーはほとんどどうでもいいんですよね。思ったとおりただのドタバタ劇に終始。 ★それでも2では「長靴を履いた猫」という意外な面白キャラを生み出したのが収穫でしたが、今回はそういうのもナシ。CGのすごさだけが際立つ典型的なダメ続編になってしまいましたね。 ★あいかわらずブラックな小ネタやパロディでは笑わせてもらいましたが、それだけではね。カッツェンバーグも直接には関わらなくなったようですし、もうこれで打ち止めを希望します。
【wagasi】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-07-08 13:51:04)
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