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《ネタバレ》 ★AI、chatGPTなどの話題に乗っかった、久しぶりに超タイムリーな時流映画。もちろん全米公開は1月だし企画制作自体はもっと以前に始まったに決まってるから、プロデュースにホント先見の明があったというべきですね。 ★とはいえ、そんなまじめに見る映画でないことは承知。終盤はやっぱりこの手のホラー映画にありきなお決まりのヒャッハーな(笑)展開になってしまったし、ハード的には突っ込みどころ満載です。 ★面白かったのはソフトとしてのミーガンの能力で、(分析機能とか他のハードとの通信制御機能とかありきたりのじゃなく)ユーザーの心理に寄り添うことのできるAIとしての描写。 ★中盤、開発者のジェマが姪のケイディを伴って会社役員へミーガンをプレゼンする。(恐らく予めガイドされてただろうシナリオを無視して)両親を亡くした悲しみを吐露し始めてしまったケイディに対し、いかにも人工知能っぽい対応(いや定義はわからんけど)でケイディの傷心に寄り添い、見事に彼女の信頼を勝ち得て見せたシーン。別室でモニターしてた社長らが大きな拍手。自然な感動だったのか?上手いシナリオだという評価の拍手なのか?わからないけど、自分も少し心の中では拍手してしまった。 ★続編作られるらしいけど、どういう展開になるのか。とにかく「人形に不思議な力が宿って人間を襲い始める、最後は破壊しておしまい」みたいな当たり前の展開にならないように、「ターミネーター」みたいにエンタメでありながら少しは考えさせられるところがあるみたいな方向で行って欲しい。まあ2作目が新しいアイデアじゃなく単なるチカラワザに陥ることは多いから、あんまり期待しないほうがいいかも(^-^;
【wagasi】さん [映画館(字幕)] 7点(2023-07-01 11:27:10)
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