タイトル名	チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
製作国	米
上映時間	101分
劇場公開日	2008-05-17
ジャンル	ドラマ,コメディ,政治もの,実話もの,スパイもの

出来は良い映画だと思うが、娯楽映画として楽しむのはちょっと難しいかも。もとより、当時の国際情勢をしっかり理解しておかないと、一体どこが敵でどこが味方なのかさっぱりわからない。武器調達のシーンなどもアメリカ製の兵器が中東で戦闘に使用されることに、後に繋がる一種の皮肉があるらしいが、やはり時代背景を把握しておかないと理解できないのが難点。まあ、これを契機に冷戦時代にチャールズ・ウィルソンという代議士が何をしたのかなどに興味を持つことが出来ればこの映画が製作された意義はあると思う。一応、トム・ハンクスとジュリア・ロバーツのほのぼのとしたドラマやちょいエロな演出もあるが、それは添え物程度。ラストのトムの強烈なメッセージをしっかり感じ取るには、少々の勉強が必要ということか。

作品のレビュー数	38件
作品の平均点	5.61点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 2 5.26％ 3 1 2.63％ 4 2 5.26％ 5 11 28.95％ 6 16 42.11％ 7 1 2.63％ 8 5 13.16％ 9 0 0.00％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	1.41
このレビューの偏差値	57.06 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値