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《ネタバレ》 原作でもそうでしたが、戦時外交の場面をすべて省略しているので、ドラマとしての奥行きに若干欠けるところはあります。やはり予算等の事情でしょうか。また原作にはあった、野上久美子が絵のモデルをつとめるシーンも映画の方には入っていません。これがあると伏線としてラストにうまくつながると思うのでちょっと残念です。やはり100分足らずでは尺が足りないようですね。キャスト的なところでは、この頃の島田陽子は本当に綺麗だということと、悪役の大滝秀治が意外に怖えーってところでしょうか。大滝さんが本格的な悪役を演じるのを観るのは私的には恐らく初めてかと思いますが、飄々としたイメージとのギャップが強烈ですね(笑)。出番が短いのが本当に惜しいです。
【鳥居甲斐守】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2010-11-21 22:04:06)
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