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《ネタバレ》 久々の再見。少年ルードヴィヒが池に身を浮かべ、水面に映った満天の星に包まれ、果ては宇宙空間に浮かぶシーンのバックに流れるのは、あの第九。第九、別に好きでも嫌いでもないけど、凄く感動的なシーンでした。全編に流れるのはもちろんベートーヴェンの名曲ばかり。今は亡きショルティのベートーヴェンか・・・と、在りし日の7番を聴きに行ったことを思い出して少し感傷に浸る。ピアノ曲もやっぱりいいなぁ・・・。相当の変人だったというベートーヴェンの描写はなかなか素晴らしかったのだけれど、不滅の恋人が彼女というのは(途中でもしかして・・・、と思ってしまうが)悪くないんだけど、ちょっとウーンという感じもあり。甥っ子が実は彼の子、というのは・・・どうなんでしょうね。でも映画としてはなかなか見所の多い作品だと思います。ピアノに耳を当てて「月光」を試し弾きするシーンも印象的。思わず、手塚治虫の「ルードウィヒ・B」を再読してしまいました。
【すねこすり】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-06 16:14:38)
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