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宮廷画家ゴヤは見た のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 宮廷画家ゴヤは見た
製作国米,スペイン
上映時間114分
劇場公開日 2008-10-04
ジャンルドラマ,歴史もの
レビュー情報
《ネタバレ》 一粒で何度でも美味しい作品。まず、コスプレ。中近世の映画はこれがあるから見たくなります。そして、信仰心のまったくない人間にとっては宗教という不可解極まりない世界。ましてや今回は異端審問。これが陰惨さを演出しています。また、ストーリーも面白く展開も速い。それから、何といっても、オープニングとエンディングで流れる出血大サービス気味のゴヤの作品の数々。いわく付きの「巨人」も出ていましたね~。いやはや、もうフルコースでお腹一杯って感じです。ただ、作品中のゴヤの絵は、イマイチというか、かなり??ですね。もうちょっとゴヤっぽくして欲しかったなー。『ノーカントリー』ではほとんど喋らなかったハビエル・バルデムという俳優さんの笑顔まで見られて、この人笑うんだー、と当たり前のことにオドロキ。ロレンヅォ、捕まるまでほとんどサイテー野郎でしたが、そんな彼の遺体に手をつないで寄り添って歩いて行く狂ったイネスの姿が切な過ぎました。悲惨なオハナシなのに、エンタメ要素満載で、これぞ映画、って感じです。
すねこすりさん [DVD(字幕)] 8点(2009-06-26 15:55:08)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 20件
作品の平均点 7.60点
作品の点数分布
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7525.00%
8735.00%
915.00%
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作品の標準偏差 1.43
このレビューの偏差値 51.96
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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