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北京ヴァイオリン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 北京ヴァイオリン
製作国
上映時間117分
ジャンルドラマ,音楽もの
レビュー情報
《ネタバレ》 評価は分かれている様ですが、私はとても好きな一品。公開当時に、劇場で見た後、そのまま売店でサントラCDを買いました。優れた才能を持った、しかも思春期の男の子ゆえの独特の愛想のなさ、もうオチャメなほどに息子思いの父親は、良い父子コンビ。莉莉に見せる小春の表情がまた普段と対比されていて実に可愛い。特筆すべきは、無頼の感ある江先生。金満少年のレッスン中にカップを投げつけるシーン、猫たちが自由に闊歩する江先生の部屋での小春との小さなやりとりの数々も、いいんだよな~。ラストは感激。涙しながら父だけのために渾身の演奏を捧げる、これ以上の父への気持ちの表現はないでしょう。彼の実力ならば、コンクール参加のチャンスは今後もきっとあるはず。この監督の作品では、『覇王別姫』よりこちらの方が、私的には断然好き。後半は涙ナシでは見られません。何度でも見たくなる本当に素敵な映画。
すねこすりさん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-21 15:40:25)
その他情報
作品のレビュー数 45件
作品の平均点 6.82点
作品の点数分布
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61124.44%
71635.56%
8511.11%
9511.11%
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作品の標準偏差 1.30
このレビューの偏差値 62.80
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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