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ぼくのエリ 200歳の少女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ぼくのエリ 200歳の少女
製作国スウェーデン
上映時間115分
劇場公開日 2010-07-10
ジャンルホラー,サスペンス,ファンタジー,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 12歳のオスカー。友達が欲しい。いじめられている。強くなりたい。両親が離婚している。優位に立った時の、残酷な笑顔。
200歳(推定)のエリ。捕食者。外見は未成年。基本的に人間より強いが弱点もある。
60代とおぼしきホーカン。エリの保護者であり崇拝者。エリと密会(笑)するオスカーに嫉妬する、もうひとりのオスカー。純粋さと欲望がうずまく。
誰もが寂しくて、分かり合う誰かが欲しい、安心したい。いじめっこも、オスカーの両親も、ヴィルギニアとその仲間達も、求めるものはみんな同じ。
普遍的な題材をホラーファンタジーとして料理した稀有な一品。飾らない現実的な描写に、時にホラー、時に叙情的な色合いが混じるが、違和感無くぐいぐい引き込む監督の力量に脱帽。そして何より、主役のふたりを決定したことでこの映画の9割は成功してしまった!
えんびすさん [映画館(字幕)] 10点(2010-07-25 18:13:17)
その他情報
作品のレビュー数 76件
作品の平均点 7.11点
作品の点数分布
011.32%
100.00%
200.00%
311.32%
445.26%
579.21%
6810.53%
71722.37%
82634.21%
9911.84%
1033.95%
作品の標準偏差 1.72
このレビューの偏差値 59.77
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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