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《ネタバレ》 こんなに全てが美しい映画はその後もなかなかお目にかかれない。
どこかミッドセンチュリーな雰囲気の近未来の舞台もスタイリッシュだし、 主演の3人も一番美しい時期に撮ったと思われる作品で特にユマ!! パルプフィクションの時も怪しい美しさでしたが、この映画のユマは本当に 光り輝く女神のよう。やっぱり恋してたからかなぁ・・・奥目の男に。イーサンホークもいつもは特にハンサムとは思わないんだけど、この映画だけは役柄とぴったり 外見がマッチしてるせいもあるのか、魅力的に見えました。ジュードは、もう 、言わずもがな。この時若いし、車椅子という効果的なセッティングだし、 ジュードはやっぱり「恵まれすぎた人で、悲劇的な」役が一番合うなぁ。 話も、必要以上に熱くなりすぎたり、ミステリアスになりすぎず、 割とたんたんと終末まで持っていく感じが上手くて好きです。 オチがちょっと弱いような気もするけど、いや~、この映画は この描かれた世界のスタイリッシュな雰囲気に酔い、遺伝子によって全て決められてしまうことの不条理に悲劇的な気分になることが重要なのかな?って。公開時、 「美しすぎる未来。君に、届かない」とかいうコピーでしたっけ?確かにイーサンに ユマは届かない嫁だったんだね。 【やわらか戦車】さん [映画館(吹替)] 9点(2007-01-06 00:00:25)
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