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冒頭の数分のこの様式美。三隅研次の美学が凝縮されている。タイトルバックの裏ですらストーリーが展開する、ある意味省略の美学。だから、一瞬たりとも見過ごせない。この監督の映画はいつもそう。プログラム・ピクチャーの作家の鏡だ。
別れの湯島の白梅の場面の美しさは、もう、筆舌に尽くせない。 この作品に関しては、三隅は師匠の衣笠貞之助版を超えていると思う。(でも衣笠版もいいよ。) 【いのうえ】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2006-12-24 23:44:24)(良:1票)
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