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《ネタバレ》 これは、ある意味、次郎長シリーズの最大の問題作だなあ。いや、もちろん、いい意味で。これまで、シリアスな筋とコメディータッチが同居している展開で、それが作品のリズムになっていたのだけど、この作品、ほとんど笑えないものなあ。兇状持ちとなった次郎長一家、病に倒れるお蝶姐さん、好きな酒も断ち、いつか清水に帰ることを夢見てひたすら耐える子分たち。暗い、暗すぎる! でも、いい! しかも、泣ける!
【いのうえ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-04-17 23:38:10)
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