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夏目漱石の三四郎 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 夏目漱石の三四郎
製作国
上映時間81分
劇場公開日 1955-08-31
ジャンルドラマ,モノクロ映画,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 原作をダイジェストで再現してくれてるけど、原作の軽さの奥の深みには達せられなかったかな。ヒロインの八千草薫は、可憐だけど、主人公を翻弄するだけの女にはなってない。劇中、彼女はイプセンのヒロインのような女って形容される。あれは『人形の家』ではなく『ヘッダ・ガブラー』や『棟梁ソルネス』のような、男を翻弄する女でなければならいはず。ならば、あのしとやかな若い頃の八千草薫じゃあ、ちょっと違うでしょう。広田先生に笠置衆は、ぴったりなんだけど、もう少ししゃべらせてあげなくては。三四郎にとって広田先生って何なのよ、って感じです。演技の軽妙さは、でそれはよかったけど。

いのうえさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-02-13 23:23:24)
その他情報
作品のレビュー数 2件
作品の平均点 4.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 2.00
このレビューの偏差値 55.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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