タイトル名	座頭市の歌が聞える
製作国	日
上映時間	83分
劇場公開日	1966-05-03
ジャンル	アクション,時代劇,シリーズもの,小説の映画化

《ネタバレ》　田中徳三は堅実な職人だけど、それほど映像美の人という印象はない。だけど今作は美しい映像満載だった。撮影の宮川一夫の影響が大きいのだろう。今作の特徴は影。ふすまに、障子に映る影。影で演出が完成している。それが、最後のシルエットでの大立ち回りの伏線になっているのだな。その美しさ。天池茂の再登場は、確かに第一作ほどのインパクトはないものの、やはりこの人がいると違うなあと実感してしまう。浜村純の琵琶法師もいいキャラだ。座頭市シリーズは、毎回、とにかく立ち回りの美しさに感心してしまう。こんな美しい殺陣を見せるシリーズは、他にないね。

作品のレビュー数	11件
作品の平均点	6.45点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 0 0.00％ 3 0 0.00％ 4 1 9.09％ 5 0 0.00％ 6 5 45.45％ 7 3 27.27％ 8 2 18.18％ 9 0 0.00％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	1.08
このレビューの偏差値	63.36 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値