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武蔵野夫人 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 武蔵野夫人
製作国
上映時間88分
劇場公開日 1951-09-14
ジャンルドラマ,ラブストーリー,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 武蔵野だけど、武蔵野市じゃないんだよね。いわゆる広い意味での武蔵野。国分寺とか小金井とか小平あたりじゃないかな。仕事の関係で日常的に見ている光景なんだけど、この時代にはこのような光景だったんだと思うと凄く感慨がある。自然が残る美しい武蔵野をひたすら映しておいて、最後の最後に、宅地化・都会化が進みつつある(今につながる)武蔵野を映す。これも、土地を知る者には「おお、こう来たか」という驚きがあった。
そういう意味でこの映画のテーマはタイトル通り武蔵野なんだけど、肝心の人間の描き方が、溝口にしては弱いなあ。現代劇の溝口も『雪夫人』なんかだと結構行けてたのになあ。そうは言いつつ、嫌いじゃないんだけどね。
いのうえさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-01-18 23:31:49)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 5.17点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.69
このレビューの偏差値 67.65
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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