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生きる のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 生きる
製作国
上映時間143分
劇場公開日 1952-10-09
ジャンルドラマ,医学もの,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 黒澤の作品は三船敏郎演ずる超人的な個性とテーマを融合させるのが作品の特徴です。その主役の個性を引き立たせる脇役たちの存在がもうひとつの特徴です。この映画が輝いている理由のひとつは、名脇役たちの名演技が際立っていることだと気づきました。陳情の主婦役の菅井きん(最高!)、ヤクザの宮口精二(眼光キラ!)、作家の伊藤雄之助、同僚役の左卜全(存在感だけで笑えます)、患者の渡辺篤、係長役の藤原釜足、などなど。みんな画面に登場した瞬間に「あ、こういう人なんだ」と自然と納得させられてしまいます。課長役の志村喬も中盤からは回想シーンのみの登場になるわけで、完全に脇役になってしまいます。
肝心の作品のテーマについてですが、黒澤は若いころはロシア文学に傾倒しており、この作品もその影響が強いと思いますが、トルストイとかドストエフキーとかを読み込んでからコメントを試みたいと思っています。
爆裂ダンゴ虫さん [映画館(邦画)] 10点(2010-01-10 15:54:47)
その他情報
作品のレビュー数 246件
作品の平均点 8.03点
作品の点数分布
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210.41%
331.22%
483.25%
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6166.50%
74116.67%
84217.07%
95723.17%
106225.20%
作品の標準偏差 1.80
このレビューの偏差値 56.12
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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