Menu
 > 作品
 > ハ行
 > ハンガー(1983)
 > たくみさんのレビュー
ハンガー(1983) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ハンガー(1983)
製作国
上映時間96分
劇場公開日 1984-04-06
ジャンルドラマ,ホラー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  主演がC・ドヌーブ、D・ボウイ、吸血鬼ものということで、デカダンな雰囲気を
堪能できると思い観ました。「吸血鬼モノ」はその存在が邪悪であり人間が対決するパターンと、「吸血鬼を悲しい存在(不老不死・人の生き血が必要)」として捉え吸血鬼が苦悩する様を描くパターンが多いようですが、この映画は当然後者に属するものです。ストーリー性を追うよりもC・ドヌーブやD・ボウイの吸血鬼としての性(さが)・飢え・苦悩を感じ取るというのか、浸るというのかそんな映画ですし、映像も黒・赤・白を基調にアバンギャルドな感じもあって「ホラー」の域を超えたスタイリッシュな感じに仕上がっています。この映画のテーマ(飢え)を、観る者に強く訴えたのはS・サランドンがC・ドヌーブの「しもべ」とならず、自らの命を絶った場面、そしてその時のC・ドヌーブの表情。突然の信じられない展開に唖然としてしまいました・・・  音楽も「ロキシー・ミュージック」あり「クラシック」ありで良いセンスです。ただ、個人的には超老人?として朽ち果てるまでのD・ボウイの出番がもう少し長ければなあと思いました。
たくみさん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-25 21:21:51)
その他情報
作品のレビュー数 16件
作品の平均点 6.44点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
216.25%
300.00%
400.00%
516.25%
6743.75%
7318.75%
8318.75%
916.25%
1000.00%
作品の標準偏差 1.54
このレビューの偏差値 48.15
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ハンガー(1983)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS