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エデンの東(1955) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 エデンの東(1955)
製作国
上映時間115分
劇場公開日 1955-10-14
ジャンルドラマ,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 聖書のカインとアベルの挿話を基にしたスタインベック作品の映画化。親子・兄弟・男女関係が深く掘り下げられたシリアスドラマ。

個人的にはアブラが自分の父親の葛藤をキャルに話すシーンが印象的だった。父親と後妻の結婚に反抗した彼女は大切な指輪を川に投げ捨て、父親に怒られる。父親の気を引こうとしての行為だったが、結局その後も特に父親は優しくならなかったと彼女は言う。しかし、それから彼らは「普通の親子関係」になることができたのだとも言う。親からの愛情が足りないと感じる子供は親の気を引きたいがために更に問題を引き起こす。そして、それをきっかけに状況は好転することもあれば暗転することもある。

この映画はこの「暗転」を題材にしたわけだが、最後に一抹の希望を描くあたりがうまく作られている。はまり役であるジェームス・ディーンの名演と相俟って味わい深い作品になっている。
枕流さん [映画館(字幕)] 7点(2010-08-01 23:55:37)
その他情報
作品のレビュー数 110件
作品の平均点 7.25点
作品の点数分布
000.00%
110.91%
200.00%
310.91%
465.45%
51110.00%
61715.45%
72320.91%
81917.27%
92018.18%
101210.91%
作品の標準偏差 1.83
このレビューの偏差値 49.24
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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